花粉症やアレルギー改善に効果的!?青汁の効果と効く理由

花粉症やアレルギーといったものを持っている日本人というのは年々増加の傾向があり、今後もこれは変わらず悩まされる人も増えていくことでしょう。とくに花粉症については現在の医療では残念なことに完治はできないのです。しかし、青汁を飲むことによって花粉症を改善することはできるので、青汁はなぜ花粉症に効くのかをご紹介しましょう。
目次
そもそもアレルギーとは?
青汁の効果を紹介する前に、簡単にアレルギーについて知っておきましょう。アレルギーというのは簡単に言ってしまえば、人間の防御行動のようなもので、体内に異物が入ってきたことを察知した免疫機能が過剰に反応するという仕組みです。アレルギーは生まれつきのように遺伝子的なものも大きく関係していますが、それだけにとどまらず日常の食生活やストレスでも発症する可能性があります。
青汁で免疫力をつける
アレルギー反応というのは疲れから発症することもあり、免疫力をつけるというのはアレルギーに対してとても有効な手段のひとつです。特に青汁に豊富に含まれているビタミンやミネラル、さらに食物繊維というのは腸内の環境を整えてくれる効果があります。
これは何故かというと、これらは善玉菌と呼ばれる腸内の環境を整えてくれる菌をの餌になるのです。それにより善玉菌が増加し腸内を正常な環境に近づけてくれるため、結果常に体調を良い状態でキープすることができるので免疫力向上に繋がるわけです。
青汁と花粉症
では本題となるなぜ青汁が花粉症に効くのかということを紹介します。青汁には原料としてケールや桑の葉、明日葉、大麦若葉などさまざまなものがあるのですが、これらのなかにはアレルギー反応を抑えるという素晴らしい効果を持つものがあるのです。
それは原材料に含まれる糖脂質とラボノール配糖体という2つの成分のおかげです。例えば糖脂質にはアレルギーを誘発させる誘引物質を抑えるという働きがあります。ラボノール配糖体は花粉症をおさえるわけではないのですが、花粉症が進行しないように抑えてくれる働きをもっているのです。
さらに青汁にはインターロイキン4を減少させる働きも認められています。インターロイキン4は花粉が体内に入り込んだ時に作られるもので、これが花粉を排除しようとすることでくしゃみや鼻水といった症状があらわれてしまうわけです。それを抑えてくれるということで、自然と花粉症の改善に繋がります。これらの効果と共に免疫力もあがるので、より一層花粉症の症状を軽くすることが出来るでしょう。
青汁とアトピー
青汁に花粉症改善の効果があるのがお分かりになられたと思いますが、青汁はそれだけではなくアトピーにも効果的ということが学会で発表されています。アトピーは好酸球というアレルギーにより炎症を起こしてしまう免疫細胞が原因となっているのですが、青汁はそれを減らしてくれる効果を持ってるのです。
先ほど学会ということを書きましたが、実際に実験もされており、青汁を飲んでいる人は血中の好酸球の数が確実に減り、アトピーの症状も軽くなるという結果がでました。これは桑の葉の青汁に含まれる原材料による効果で、フラボノイドが好酸球を減らしてくれるのです。これ以外にもアトピーの原因として野菜不足による血流の悪化というものがあるのですが、青汁は野菜に含まれるビタミンやミネラルを大量に含んでいるので、この面から見てもアトピーに効果的と言って間違いありません。
こういった理由から、青汁を飲むことによって確実にアレルギーの改善効果があります。ただし青汁は医薬品では無いので、青汁だけですべてが補えるわけではありません。しかし、アレルギー薬のサポートという意味でも飲んでおいて損をすることはないでしょう。